建築ノート

久々の投稿。最近facebook(以下FB)の方へ投稿することが多くご無沙汰になっていたが、やはりブログをとの声もあり再開することに。 FBを見た方はご存知かもしれないが、学校でスケッチ展をやることになり学生指導の傍ら自分でもスケッチを(指導するほどの…

明石の「4×4の家」で安藤氏本人が「このくらいの大きさの建物が一番面白い」と語っていたそうだが、この教会位のスケールの打ち放しが丁度良いような気がする。予約も何もしてなかったので外観のみの撮影。(無理をすれば内部も出来たのかもしれないが・・・…

故あって大阪へ。用事が済んだ後大阪の街を車でブラブラと・・・ 南船場のオーガニックビル前で。竣工後20年近くもたつがテラコッタと植物の外観は未だ現役。南船場をおしゃれな街に変えた名建築。 1848年創業の昆布屋「小倉屋山本」の本社ビル。3代目…

チケットがあったので金沢21世紀美術館へ。 こちらで時間をとりすぎて鈴木大拙館(設計:谷口吉生/谷口建築設計研究所)は閉館後となり外部から見るだけに。中は次回に繰越。 新建築 2012年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新建築社発売日: 2012/09/01メディ…

墓参を兼ねて金沢へ。 墓参りの後でおなかがすいたので近江町市場へ。 お昼は回転寿司に決定。値段は国道沿いのSローなんかと比べると大分割高かなと思うがそれだけの値打ちは充分ある。店の前では約1時間待ちのお客さん。 市場の入口には村野藤吾設計の北…

学生を連れて大徳寺へ。 基本的に公開していない寺。中には約200ほどの塔頭(「たっちゅう」と読む)があるという。そのうち公開されているのは4つだけだが、今回は学生の勉強のためということで普段見ることのできない「方丈」や「三門 (金毛閣)」内部を…

JR円町駅→「今原町家」上京区堀川通り下長者町西入る一筋目上菊屋町516→「北野家」上京区寺之内通千本東入る新熊町北側→「卯月家(鎧廼舎 うさぎ塾)」上京区黒門通一条上る東側→「井上家」中京区新烏丸通二条上る橘柳町168-6→「生川家」中京区新烏丸通二条…

故あって淡路島へ。 同行した人との会話。 「結局安藤さんは住吉が一番良かったよね。」「私も今それを言おうとしたところです」

「1.17/3.11 明日への建築展」へは都合で行けなかった。少しでもあの模型を知ってもらうために再度UP。 今教えている学生達がこの復興に関わっていくと考えると背筋の引き締まる思いがする。

卒制の講評会やら展示、シンポジウムと立て続けにイベントがあり、バタバタした日が続いていたがやっと2日続けての休日ということで大阪の「明日の建築展」へ。 TOTOギャラリー間にて2011年11月に開催された「311失われた街」展にて出品された14の被災地域を…

2月14日まで延期になった「KANSAI 6 EXHIBITION IN OSAKA ONOMATOPOEIA」 遠藤さんから頂いたチケットを忘れていた。なんとか間に合った。インスパイアされるというのはこういうことを言うのか。

未来を射抜け 三十三間堂で新成人が通し矢 新成人らが弓道の腕を競う「通し矢」が15日、京都市東山区の三十三間堂であった。はかまや振り袖姿の新成人が射場に並び、自らの成長を誓って力強く弓を引いた。通し矢は、江戸時代に武士が三十三間堂の長い軒下…

伝道院の帰りに堀川通りを歩いているとルーバーに囲まれた見慣れない建築が。「龍谷ミュージアム」、設計は日建設計。2010年7月に竣工とのこと。今まで何度も前を通っていたはずなのだが気がつかなかった。 京都迎賓館と同様、いつもの日建設計。ケチをつけ…

少年時代を東京、佐倉で過ごす。帝国大学工科大学(現在の東京大学工学部)卒業して同大学大学院に進み、のちに工学博士・東京帝国大学名誉教授となる。法隆寺が日本最古の寺院建築であることを学問的に示し、日本建築史を創始した。また「建築進化論」を唱…

[rakuten:hmvjapan:11702913:detail] 六十年代後半の数年間、私は菊竹氏の下で働く機会を得たのだが、氏の言動は「狂気」に満ちていた。笑顔を絶やさない晩年の菊竹氏を知る人からは、狂気という表現はおよそ想像できないかもしれない。 しかし、当時菊竹氏…

河井寛次郎記念館へ。贅沢な時間とはこういう時間を言うのかもしれない。写真は最初に断りを入れれば自由に撮影することができる。 当時の島根県安来町(現在の安来市)の大工の家に生まれる。松江中学(現島根県立松江北高等学校)を経て、1910年、東京高等…

未完の形象―槙文彦建築ドローイング集作者: 槙文彦出版社/メーカー: 求龍堂発売日: 1989/11メディア: 大型本 クリック: 2回この商品を含むブログを見る 83歳というその人は東京からひとりで京都までやって来てほぼひとりで2時間弱の講演をこなし日帰りで帰っ…

3.11の為今年は危ぶまれていた恒例の「卒業設計日本一展2011 京都巡回展」だが急遽今年も開催することに。今年は日本一「パレードの余白」(冨永 美保さん、芝浦工業大学)の模型も展示。 卒業設計日本一決定戦OFFICIAL BOOK―せんだいデザインリーグ2011作者…

高松研究室展覧会を観た後新橋界隈をブラブラと。 祇園NEXUS。実は地下1階地上3階の鉄筋コンクリート造。設計は聖拙社の上里義輝氏。出来た時これは上手いと思った建築。

「中野本町の家」、「シルバーハット」、「東京遊牧少女のパオ」、「レストラン・ノマド」、「八代市立博物館・未来の森ミュージアム」、「せんだいメディアテーク」、「サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン」、「TOD‘S表参道ビル」、「福岡アイランドシ…

朝から神戸へ。目的はJIAから案内のあった神戸大学主催の「神戸建築学」伊東豊雄「東日本大震災から学ぶこと」へ。折角行くのにそれだけではつまらないので近場の兵庫県立美術館へ。学校にビデオがあるので内容はわかっていたのだがなかなか実物を観る気にな…

先週、急に思い立って行った円通寺。土曜日だったが朝早めということもあり人もまばら。 内部の写真撮影許可は借景の庭のみ。 台風12号の爪痕 円通寺(えんつうじ)は京都市左京区岩倉幡枝町にある臨済宗妙心寺派の仏教寺院。山号は大悲山。聖観音を本尊とす…

毎年開催されている京大高松研究室展覧会へ。 全てが「らしい」と言えば「らしい」。祇園の縄手というのも「らしい」し、作品自体もここ数年あちこちの卒業制作展で見られる京大カラーというか高松研究室カラー。課題の内容が一番興味のあるところだが、例え…

前回の佐川美術館のあとに行ったミホ・ミュージアム。予定の時間より1時間程遅れて到着。受付でチケットを購入し、ご自慢の橋を渡って本館へ。 見学の予約をしていたので学芸員の方に説明をして頂く。 「この展示室には西側に大きな窓があります。ペイさんが…

学生の要望で滋賀県の佐川美術館とミホ・ミュージアムへ。(先週の土曜日のこと) この時期の国道161号線は渋滞するというので早めに出発したつもりだったがそれでも巻き込まれ11時前に佐川美術館へ到着。企画展は「アルプスの画家 セガンティーニ −光と山−…

美術館の帰りに思いついて京都会館を見ておこうと向う。 もう解体? 京都市は23日、京都会館(左京区)の再整備基本計画を策定した。5月に示した第1ホールの建て替えと増築の2案を検討した結果、建築費用が安く、舞台機能面で優れている建て替え案を採…

近美のモホイ・ナジ展 構成主義の美術家・写真家、バウハウスの教師として知られるモホイ=ナジは、20世紀前半の前衛芸術運動に参加して「光と運動による造形」という創作理念を確立し、ハンガリーからウィーンへ、そしてドイツ、オランダ、イギリスを経てア…

1928ビル(いちきゅうにーはちビル)は、京都市中京区にあるアール・デコ風、鉄筋コンクリート構造3階建ての建造物。1928年竣工。設計は武田五一、施工は大林組。京都市登録有形文化財第2号(1983年6月1日登録)。武田による代表的な建築設計作品のひとつと…

「濃い」 正直言ってこの人の作品にはあまり興味がなかった。 どの作品を見てもそれほど衝撃を受けることもなかったし、知っていたのも原爆堂計画、本店も含めた親和銀行の幾つかの店舗、虚白庵(自邸)、そして一番著名度の高い渋谷区立松濤美術館くらいし…

前を通ったので撮影。遠藤秀平さん設計のO-RUSHショールーム。