建築ユニットSANAA妹島和世氏と西沢立衛氏が、2010年のプリツカー賞を受賞した。3月29日、同賞を主宰する米ハイアット財団(The Hyatt Foundation)が発表した。同賞は、建築界のノーベル賞と評されている。授賞式は5月17日、ニューヨークで開催する予定だ
妹島氏と西沢氏は、1995年にSANAAを結成して15年にわたり共に設計を手がけている。主な作品には、飯田市小笠原資料館 (O-Museum、長野県)、金沢21世紀美術館(石川県)、トレド美術館ガラスパビリオン(Glass Pavilion, Toledo Museum of Art、米国)、ニューミュージアム(New Museum of Contemporary Art、米国)、ロレックス・ラーニング・センター(The Rolex Learning Center, Ecole Polytechnique Federale、スイス)などがある。
 建築家のレンゾ・ピアノ氏らで構成する選考委員が審査を実施した。両氏の建築を、「デリケートでパワフル、正確で流動的で巧妙である」、「軽さと透明性を探り、これらの概念の限界を新しく極端に押している」などと評価した。

さすがにハイタウン北方は入っていなかった。



飯田市小笠原資料館 (O-Museum、長野県)