久々に面白いDVDを観た。

原作はスウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる推理小説。「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」から成る三部作。

ジャーナリストであったラーソンがパートナーの女性エヴァ・ガブリエルソンと執筆した[1]処女小説にして絶筆作品である。第2部までを書き終えた時点で出版社と連絡を取り契約、その時点で第5部までの構想があったというが、ラーソンは第1部の発売も、シリーズの成功も見ることなく、2004年に心筋梗塞で急死した。ラーソンの死により、彼のノートパソコンには第4部の4分の3に相当する下書きが残されたが、パソコンを現在所持しているパートナーのガブリエルソンは結婚しなかったのがあだとなって彼の作品に関する権利を持たず、彼の意思も残されなかったため公表の目処は立っていないという[2]。なお、1巻分もしくは2巻分の概要もしくは草稿が残されている可能性があるという


The Girl With the Dragon Tattoo (Millennium Trilogy)

The Girl With the Dragon Tattoo (Millennium Trilogy)


ハリウッドリメイク版は現在上映中。監督はデビッド・フィンチャー

18歳で映画監督ジョン・コーティに師事、その後ILMで「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」(83)、「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」(84)のVFXに携わる。ILMを退社してからは「プロパガンダ・フィルム」を設立し、大物ミュージシャンのPVや有名企業のCMを手掛ける。92年に「エイリアン3」で劇場映画デビューし、「セブン」(95)、「ファイト・クラブ」(97)で一躍人気のフィルムメーカーに。「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(08)でアカデミー監督賞に初ノミネート。その後も「ソーシャル・ネットワーク」(10)やスウェーデン産ミステリー「ミレニアム」(09)のハリウッドリメイク版と話題作が続いている。その他の作品に「パニック・ルーム」(03)、「ゾディアック」(06)などがある。

キャストはおなじみダニエル・クレイグルーニー・マーラ(写真でみる限り「ソーシャル・ネットワーク」のときの人と同一人物とは思えない変身ぶり)
ハリウッドリメイク版は原作を超えられるか?