2008-01-01から1年間の記事一覧

引き続き、「建築文化1989・7月号」より計画案と実施案との間に変更がない、ということはほとんどありえないことで、この建物も他の部分で幾つかの変更を経て、今日の姿になった。 コンペ案では建物の最高高さが35mであったが、都市計画審議会の要求で31mに…

年末なので、仕事場兼寝室の大掃除。 本棚の片隅から忘れていた本が出てきた。 建築文化・1989年7月号。 特集:都市の蘇生 パリ‐グラン・プロジェ1979-1989 ラ・ヴィレット科学産業博物館、オルセー美術館、アラブ世界研究所、ラ・ヴィレット公園(第1期)、…

大徳寺・瑞峯院の庭は、方丈を中心として南・北・西の三つから成り、いずれも重森三玲氏による作庭。 10年以上も前のことだが、ある方のご紹介で現在の庭園美術館になる前の重森邸へお邪魔したことがある。当時、三玲氏はお亡くなりになっていた。 確か奥様…

朝から現場。 細かい詰めが続く。 珍しく明るいうちに終わったので帰りに大徳寺へ・・・ 瑞峯院の茶室。 夕暮れ時。美しかった。 誰かの言葉にあったが、「きれいにつくられたものと美しいものとは違う・・・」 低い天井・・・・ 帰り道。お地蔵さん。 学生…

12月19日金曜日 午前中は自宅で溜まっていた仕事を済ます。 昼より授業。その日は2コマのみ。 夕方より顧問をしている建築研究会の公開プレゼン大会。 皆、自分の想いを伝えようと一生懸命しゃべっている。 初々しい。 そのあと近くの焼鳥屋で懇親会。 学校で…

木曜日 デスクトップのパソコンがクラッシュ。 学校から帰ってとりあえずいろいろやってみる。 やっぱり無理。 直らない。 メーカーのサポートサービスに電話してみるが、期間が過ぎているためにサービス修理不可。 新しく購入したほうが早いということでオ…

杉本博司氏による「護王神社」 引用 神社とは・・・・ 「神様を祀っているところ」であり、そして「村落共同体の要」でもあります。神社を建立するということは、すなわち神様をいじることになる訳ですから、これはそれなりの覚悟をもって当らなければなりま…

直島レポート。いよいよ「家プロジェクト」第2弾。宮島達男による「角屋」 「家プロジェクト」の第1号ということらしい。「チェインジング・ランドスケープ」入って最初に目に飛び込む「シー・オブ・タイム98'」(写真がうまく撮れなかったのでFlickrより引用)…

朝から現場の定例会議。一時中断して検査機構の中間検査。 屋上からの眺め。 隣の建物越しに見える大文字。妙法の「法」 中間検査をやっている。写真なんか撮っていて良いのだろうか・・・・ 斜めの柱。 現場では中国語も行き交う。

「慌しい日が続く」の続き。 月曜は6コマの授業の後現場へ。サッシの打ち合わせ。 火曜日は学生を卒業設計日本一展に連れて行った後、施主打ち合わせ。 水曜日は検査機関との打ち合わせ。学校の方は、エスキスの添削エトセトラ、エトセトラ・・・・ 計画の授…

慌しい日が続く。 金曜は2コマの授業を済ました後、卒計日本一京都巡回展の会場設営現場へ。 学生たちが黙々と設営を行ってる。 日本のトップレベルの作品をみて、彼らがどう感じているか・・・・ 参考までに 卒業設計日本一展2008 巡回展/京都 11月15日[…

現場で鉄骨の建て方が始まった。 長かった・・・・

昨日は現場の定例会議。 鉄骨建方も来週に迫り、打ち合わせも長引きだした。 朝の10時から始めて、休憩無しで終わったのが午後3時30分。5時間30分ぶっ続けは辛いが、誰も文句も言わず真剣。 改めて力を合わせて造っているという実感が湧いてくる。 明日は名…

岐阜旅行の感想を学生たちが出してくれた。 「瞑想の森市営斎場」 一人を除いては概ね良かったという感想。 「人生の最後に各務原市民になって、ここで火葬してもらいたいなと思いました。」 この意見は他にも何人かいた。 「岐阜テクノプラザ。」 ・・・・…

引き続き、直島レポート。 今回は大竹 伸朗(おおたけ しんろう)の「はいしゃ」 大竹 伸朗の経歴。 Wikiより引用。 東京都目黒区出身。1974年、東京芸術大学に落ち、武蔵野美術大学油絵学科に入学するも、一週間で休学。北海道別海町の牧場で働く。翌年から…

南寺の話になったので、久しぶりに直島レポート。今回は「本村ラウンジ&アーカイブ」。 元々、農協の建物だったところを改装したとのこと。インテリアデザインは西沢立衛氏。 ここで「家プロジェクト」チケットを購入。 コルビジェ。 こんなところで仕事で…

学生との会話。 「関西の学校なのに、何で安藤忠雄見ないんですか?」 そうだ、忘れてた。 今週の計画の授業は安藤忠雄(一部のクラスを除く)建築家・安藤忠雄~格闘・わが建築~ [DVD]出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2003/03/29メディア: DVD購入: …

次はハイタウン北方。 最初に思い出したのが、「くまもとアートポリス」の保田久保第一団地。設計は山本理顕設計工場。 (余談だが、事務所名の工場とというネーミングには感心させられる。) 話は「くまもとアートポリス」に戻るが、当時の細川知事と磯崎新…

岐阜旅行の続き。 次に行ったのがテクノプラザ。予約をしていたら、ここでも担当の人がお出迎え。 設計はリチャード・ロジャース。1998年。 ブーメランのような屋根はどこからも見えない。 唯一見えたのは、館内の展示パネル。空からは見えるということか? …

別に小出しにする訳ではないが、岐阜旅行を順次紹介。 昨日紹介したのは各務原市の「瞑想の森市営斎場」。本年度のBCS賞受賞作品。 10時からは火葬が始まるということとで、京都駅をバスで6時50分に出発して現地に着いたのは9時半頃。 バスの運転手さんが京…

行ってきました。岐阜。 先ずは、 佐々木睦朗さんと内藤廣さんの対談を読んでいると、伊東豊雄さんと磯崎新さんはガウディ的な方に向いているとのこと。そういえば、随分前のBrutusCasaにも伊藤さんがガウディやメキシコ的なものに興味を持っているという記…

1989年にこの建物を見た。衝撃だった。 一緒に行ってた事務所の先輩は 「俺は構造むき出しって嫌いだ。」 しかし、建築が変わっていく予感がした。 ロンドンのロイズ本社。 今回の岐阜旅行でこのリチャード・ロジャーズのテクノプラザを見る。 リチャード・ロ…

岐阜旅行がいよいよ今週になった。そこで予習。 先ずは「瞑想の森」の伊東豊雄研究。 年代順に手持ちの写真を並べてみた。 1986年 - 風の塔(神奈川県)1991年 - 八代市立博物館「未来の森ミュージアム」(熊本県くまもとアートポリス参加施設)1997年 - 大…

次はハイタウン北方。2年前の日経アーキテクチュアの記事より引用 居住者ニーズの多様化に合わせて、集合住宅に様々な提案が盛り込まれるようになった。その提案は建築界で評価されるだけでなく、実社会でユーザーの生活を豊かにしているのだろうか。単に新…

先週の計画の授業は3月に「せんだいメディアテーク」で開催された2008卒業設計日本一決定戦。 仙台放送で放映された番組のDVD。 一般向けにつくられたものなので、多少物足りないところもあるが、学生は結構一生懸命観てた。 結果は関西勢の圧勝。圧巻は日本…

朝から恒例になったマンションの現場打ち合わせ。鉄骨の建て方が11月9日頃の予定。まだ大分あると思っていたが、もう1ヶ月を切った。設計と違って現場は予定の時間通りに進んでいく。変更を現場は嫌がるがその時の最も旬なものをと、設計した人間は考える。 …

毎年恒例になった、学校の日帰りバス旅行の引率を今年もやらされることになった。 でッ、どこに行こうかということになったが、日帰りでと行くということもあって、これが結構難しい。去年は京都から香川の「東山魁夷せとうち美術館」「丸亀市猪熊弦一郎現代…

5:00AM起床 食事、散歩、その他諸々・・・ 6:00AMより図面。 突然思いつく。 図面訂正。2:00PMより息子の定期演奏会。 最近の中学生はすごいと思う。

朝から現場定例会議。 早く着いたので、現場事務所の下の喫茶店で朝ごはん。コーヒー御代り付で550円。北白川としては割安。土曜の朝は駐車場一杯。 現場の会議。次々と決まっていくが、宿題も結構ある。 木製ルーバーの見本。 隣地が擁壁のための土留。 チ…

ちょうど今読んでいた。つくりながら考える・使いながらつくる作者: 山本理顕,山本理顕設計工場出版社/メーカー: TOTO出版発売日: 2003/02メディア: ペーパーバック クリック: 4回この商品を含むブログ (9件) を見るもめているのは聞いていたが、伊東豊雄氏…