2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

(宇野)でもなぜか、コンクリートの廃墟を写真に撮る人がいますよ。柳沢信のように、写真作品としてはかなり印象に残るものがあります。映画になりがたいとしても、不思議と写真にはなる。 (鈴木)なるんですが好奇心の目にあふれたものになりやすいんですよ。…

出し惜しみする訳ではないがポンピドォー・センターの残りの写真。 2009年、フランス北東部の都市メス(Metz)に分館として開館予定のポンピドゥー・センター・メスのポスター。設計は、坂茂とフランス人建築家Jean de Gastinesのグループ。中国の上海、盧湾…

引き続きレンゾ・ピアノ。 パリにもどってポンピドゥ・センター。完成は1977年。正式の名称は国立ジョルジュ・ポンピドゥ芸術文化センター。施設には国立近代美術館(MNAM)だけでなく、産業創造センター(CCI)、公立図書館(BPI)、音響研究所(IRCAM)といった諸部…

引き続きレンゾ・ピアノの話題。氏の設計によるシカゴの"Art Institute of Chicago"(シカゴ美術館と訳しているものも多いが美術研究所と訳すべきか?教育センターも併設)の記事がBuilding Designに掲載されています。 写真はflickrより転載。この5月16日にオ…

今日の日曜美術館再放送は「戦争と芸術 クレー 失われた絵」前回、見逃していたので1週間遅れの再放送は有難かった。 1879年、スイスの首都・ベルン近郊のミュンヘンブーフゼーに生まれた。父は音楽教師、母も音楽学校で声楽を学ぶという音楽一家であった。…

独立したての頃、北陸の地方都市でポケットパークの設計をしたことがあった。土木も絡む仕事で、はっきり言って多少不安ではあったが、仕事が無かったこともあり「何でもやります」と引き受けた。日本海の海岸沿いにポケットパークを4ヵ所作るという仕事だっ…

ニューヨークタイムスのWEB版にピーター・アイゼンマンの「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」とダニエル・リベスキンドのユダヤ博物館(ベルリン)の写真が公開されていた。(記事では「The Jewish Museum in Berlin」という表記のみ) リベス…

20世紀イタリアの構造エンジニアの巨匠、ピエール・ルイジ・ネルヴィは数多くの建物を「PC」でつくりました。オルベッティロの飛行機格納庫(1941)、トリノ博覧会・展示棟(1949)、ガッティ毛織物工場(1951)、ローマ・オリンピック小体育館(1957)、…