2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

パンテオン(Pantheon)は、ローマ市内のパラティヌスの丘に建造された神殿。元々はさまざまなローマ神を奉る万神殿であった。 最初のパンテオンは紀元前25年、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造された。ロ…

パリの話ばかり続いたのでもう一つの訪問地、ローマの話を。 今回の旅行で一番心に残った建物はこのパンテオンだった。最初訪れた時は時間が遅いとかいう理由で中には入れなかった。次の日であれば中に入れるということだったので出直した。日曜日だった。 …

フォローアップのために白川の現場へ。帰りに一乗寺の恵文社へ立ち寄る。 今日買った本。 構造デザイン講義作者: 内藤廣出版社/メーカー: 王国社発売日: 2008/08/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (28件) を見る 前回のエッ…

引き続きパリのレポート。 引用。 フランス革命100周年を記念して、1889年にパリで行われた第4回万国博覧会のために建造されるべくコンペティションが開かれた。ここで、ギュスターヴ・エッフェルほか2者の案が採用になった。設計者がステファン・ソーヴェス…

検討の結果、約150年前、ナポレオン3世下にほぼ現在の姿になった、このルーブル宮や周囲の文脈から考えて、新たに必要なスペース約6万平方メートルを地上部分に建設することは、歴史的、建築的文脈から考えて不可能であった。そこで既存のルーブル宮には手を…

引用 ルーブルのピラミッドスキャンダルのなかで最大の議論を呼んだものは、何といってもルーブル大改造>で新設されたピラミッドである。古式ゆかしいルーブルの中庭に据えられたガラスのピラミッドが果たして、伝統的なパリの佇まいに相応しいかどうかの議…

隈研吾氏の「自然な建築」は次のような文章で始まる。 引用 「20世紀とはどんな時代でしたか」とたずねられたら、みなさんは何と答えるだろうか。僕は躊躇なく「コンクリートの時代でした」と答える。 以上、引用 自然な建築 (岩波新書)作者: 隈研吾出版社/…

メトロの中で。曲は「ボラーレ!」 終わった後に「ムッシュ」と紙コップを突き出された。

現場の写真を撮ってきた。

箱物行政という言葉がフランスにもあるかどうか知らないが、日本の箱物行政とはちょっと違うような気がする。利権というよりも自らの権力を誇示するというところはナポレオンの時代からの伝統なのかもしれない。ジョルジュ・ポンピドゥ大統領のポンピドゥ・…

故あってパリとローマへ。 1週間で2つはちょっときつい・・・がっ、頑張って歩き、撮りまくった。 最初のレポートはケ・ブランリ美術館(musée du quai Branly) エッフェル塔方面からセーヌ河沿いにブランリ河岸を下っていくと市街地に入っていく。 ほんの…

土曜日に行ってきた関西の大学の卒制展。 場所は岡崎の「みやこメッセ」 設計は川崎清氏。元あった勧業館を取り壊して建てたもの。 元の勧業館の設計も川崎清先生。 受付で立派なDiploma×KYOTO’09というカタログを渡された。 当然有料と思いお金を渡そうとす…