ギャラ間のサイトにグレンマーカットヘのインタビューが。
引用

CADが主流になっていることについてはどうお考えですか。
コンピューターという道具をどう使うかが、我々に課された問題です。その道具を、我々を超えた何かを発見するものとして使えるようになれるか、ということです。手は最も優れた道具であり、目と一緒に働いて、発見をする過程で最適な状態を提供してくれます。コンピューターが可能にする建築物もあるのだから、なぜそれがいけないのかということでしょうが、する必要がないこともある、と私は思います。地球の限りある資源や、それに対する責任を考えたとき、人間の将来に対して無責任な建築があるのも事実です。フランク O.ゲーリービルバオグッゲンハイム美術館はすばらしい建築だと思いますし、彼があれを設計してくれて良かったと思っていますが、それを50個はいらない!ということです。

以上、引用。

・・・・・・
きっと嫌いなんだ・・・・


Glenn Murcutt: Building And Projects, 1962-2003

Glenn Murcutt: Building And Projects, 1962-2003

故あって、京都駅ビルコンサート見に行った。
中学生吹奏楽部の競演。

京都駅ビルデータ。Wikiより引用

建築・設計
建築設計:原広司 / アトリエファイ建築研究所
施工:京都駅ビル建設工事JV
竣工:1997年
用途:駅舎・複合施設
構造:鉄骨造+鉄骨鉄筋コンクリート
階数:地上16階、地下3階 (高さ60m)
敷地面積:38,000平方m
建築面積:32,400平方m
延床面積:238,000平方m
所在地:京都府京都市下京区東塩小路高倉町8番地3
第40回建築業協会賞受賞




駅ビルの建築・設計
京都駅ビルJR西日本)は、日本の鉄道駅舎としては異例の国際指名コンペ方式で行われ、新駅ビル設計者には原広司安藤忠雄池原義郎黒川紀章、ジェームス・スターリング、バーナード・チュミ、ペーター・ブスマンの7名の複数の建築家が指名された。設計審査の結果、先ず原広司案、安藤案、スターリング案の3案に絞り込まれ、更なる協議を経て、原広司案が最終案として採用された。京都駅周辺は高さ120mまでの建築物が建築可能となる特例措置が設けられているが、高さ制限の緩和は古都の景観を損なうものとして反対意見も根強かったため、建物の巨大さ、高さに起因する圧迫感を回避し、いかに周辺環境との調和を図るかが作品の評価のポイントとなった。

採用された設計案では、最大高さを60mに抑えた上で、南北方向の道路に合わせて建物を分割して視線を通すなど、圧迫感を回避するような配慮が随所に見られるが、根本的な解決になっているとは言い難い部分もある。また、ハーフミラーのガラスやアルミパネルを多用した造形が古都に相応しくないとして、建設から10年近く経った今日でも否定的な意見も少なくない。