地中美術館のコンセプトは
以下引用
地中美術館は、自然と人間を考える場所として、2004年に設立されました。財団法人直島福武美術館財団により運営されるこの美術館は、瀬戸内海に浮かぶ島、直島の南側に位置し、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの作品が安藤忠雄設計の建物に永久設置されています。」
ということらしい。
まずチケットセンターでこの美術館が安藤さんの建築を含めて全て芸術作品であるとの口上を白装束の係員に聞かされる。


従って、作品に触れることは勿論、写真を撮ることなどもってのほかだという理論を展開したうえで、所持品を全て没収される。ちなみに入館料は2000円。
以下、写真を取れなかったのでFlickrより引用。(撮影禁止のはずの写真がいやほど投稿されている)

皆さんこういう制服を着ている。なんとなくいやな予感が・・・


作品はモネの「睡蓮の池」(靴を脱がされる・・・・・)

ウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」

ジェームズ・タレルの「オープン・スカイ」(金沢の21世紀美術館にも同じものが・・・)

2000円でこれだけ?

家プロジェクトでかなり疲れていたこともあったが、こんな後味の悪い美術館はあまり経験がなかった。まるで新興宗教のようだった。

インターネットで検索していたら面白い話(ジョーク?)があったので紹介。

TRAVEL HETEROPIAより
以下引用。

「でも、、、この作品数で入場料2000円はちょっと高過ぎる。カフェのコーヒーも高い(500円)。いや、ほんとに、一作品当りの入場料では世界の美術館で一番高いんではないか!…
と、文句たらたらで僕ら三人は美術館を出たところで、セイジさんが遠くに見える海の写真を撮ろうとしていると、係員がすかさず寄って来て「すみません、風景も作品の一部なので撮影はご遠慮ください。」「…」。
・・・・・・