午前中、マンションの事前協議結果の確認のため、検査機構へ。
構造、設備、意匠で9ページほどあったが、意匠はあまり大した事なかった。
問題は構造。



「うちで去年の6月20日以降、適判物件で確認が下りたのは8件です」

・・・・・
それで商売になるのだろうか?

you tube「政治家の感覚は判らん」
国土交通省ダックスフンド
「予想しなかったような問題もでてくることが良くわかった」
・・・・・・「アホか!」
総理大臣(この人はもうちょっとましかと思っていたが)
建築基準法の改正に伴い若干政府の不手際がございました。」

・・・・・・若干?


H先生に見せてもらった。

石山修武(いしやまおさむ)氏設計による「幻庵」
建築面積 57.8平方メートル
延床面積 60.3平方メートル
構造は「ネジ式シリンダー構造」というらしい。
要は、円筒状のコルゲートをネジで留めただけのもということか。

原案となった川合健二邸。
土木用のコルゲートシートをネジでという考えは川合氏の発案との事。



記事では「基礎無しで、周りを砂利で埋めているだけ。
当時は法規上、建築でもないし、固定資産税もかからなかった。」と書いてあるが
1975年はそうだったのだろうか?
ちなみに現在の建築基準法
建築物とは
「土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)・・・・・・」(法2条)
とある。
砂利で埋めることが定着か否か。
写真は「住宅70年代・狂い咲き」より転載