先日コメントを頂いた方へ
建築の見方についてですが、私なりの意見をもう少しお話しておきます。
一般の人であればそこに身をおいて楽しんでくれば良いのでしょうが、
建築の勉強が目的であれば先ず予習。
下調べをしてから行くべきでしょう。
情報はインターネットでも学校の図書館でも調べられると思います。
行く前に、自分がもしこの建物の設計を依頼されたらなどという妄想を持っても面白いかもしれません。

でっ、現場に行ったら、設計の立場、施工の立場、クライアントの立場・・・・・
いろんな人の立場で建物を見るのもひとつの方法かと思います。
勿論、見学者としての視点も必要ですし、自分がキュレイターだったらなんてのもありでしょう。

樂吉左衞門館のコンセプトは「守破離(しゅはり)」ということです。

千利休の「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本をわするな」という意味だそうです。

超訳
最初は模写。
次は自分なりにアレンジしてみる。
最後に自分のスタイルを創る。
でも、最初に模写したものの基本は忘れるな・・・