先日のアーキフォーラムの入り口に置いてあったギャラ間のポスター。
「グレン・マーカット展」の案内。
プリツカー賞建築家ではあるが日本ではほとんど知られてないのでは・・・


グレンマーカットの言葉、ギャラ間のHPより引用。

建築の本質的な主題は、人間であり、その歴史と文化である。空間、光、素材をどうつなげて建てるか。土地への責任。良いデザインとは、これらを理解してその答えを見つけるまで模索を続けることである。建築とは、見出す過程そのものである。

引用。

オーストラリアの建築家、グレン・マーカット氏は、プリツカー賞をはじめ、国内外の数々の受賞歴をもつ、現代建築界を代表する巨匠のひとりです。1969年、個人事務所を設立して以来、所員や秘書を置かず、コンピュータなどにも頼らず、設計に関わる行為を独力でこなすという姿勢を貫いており、個人住宅を中心に、プロジェクトを含めると500件近くもの設計を手掛けています。





引用。
その作品はオーストラリアの風土を見つめ続け、環境との融合が見事に響き合ったサスティナビリティに富んだ住宅群に代表されます。エアコンなどの設備機器に頼ることなく自然の通風をもたらすプランニングや換気口の配し方、光と影・風・害虫をうまくコントロールする精確な可動式ルーバーと網戸とガラス戸の3層の開口、水不足解消のための雨樋と雨水タンク、スチール線材や木材といったリサイクル可能な部材と工法により、繰り返される増改築…。マーカットの建築には細部にわたり、自然環境と対峙し、その恩恵を最大限に生かす工夫がなされています。

良い。




Three Houses: Glenn Murcutt Architecture in Detail

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