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昨日の計画の授業。
テーマは「中庭」(コートハウス)
取り上げたのは、昨年11月、62才の若さで亡くなられた村田靖夫氏の「新緑住宅」
村田氏の自邸。若い人が好むようなコンセプチュアルなところは何もないがとにかく気持ちが良さそう。
うまいなと思う。
障子と簾戸(すど)を季節によって取り替える設え。お師匠さん、東孝光譲りの吹抜け。
世界中の民家を見ていると、いたるところに中庭が登場する。
韓国のアンマダン。中国の四合院、院子、天井。スペインのパティオ。ローマ時代のアトリウム、ペリスティリウム・・・・・
宗教空間でも教会、モスク、仏教寺院に中庭があるし、日本の坪庭もそう。
人は何故中庭をつくりたがるのか。
- 作者: 村田靖夫
- 出版社/メーカー: 建築資料研究社
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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