宅配予約していたDVDが届く。
ペドロ・コスタ監督の「ヴァンダの部屋


上映時間を見て引いてしまった。
2時間58分。
リスボンのスラム街フォンタイーニャス地区の様子がヴァンダの部屋を中心に淡々と映し出されていく。
ドキュメンタリーなのか台本のあったものかは判らない。
エンターテイメント性など全く無い。
しかし映像は素晴らしい。
フェルメールの絵画のよう」と評した人がいるそうだが全くその通り。
正直言って他の人に薦めるつもりはない。
同じような映画で印象に残っているのは

堀部安嗣氏が著書のなかで
「闇のある家。それが施主からの大きな要望であった。」と書いておられるが、なかなかものの判った施主だなと思った。
そんな要望をつきつけられたら、さあ、どうしてやろう・・・・

堀部安嗣の建築

堀部安嗣の建築