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大徳寺・瑞峯院の庭は、方丈を中心として南・北・西の三つから成り、いずれも重森三玲氏による作庭。
10年以上も前のことだが、ある方のご紹介で現在の庭園美術館になる前の重森邸へお邪魔したことがある。当時、三玲氏はお亡くなりになっていた。
確か奥様だったと思うが、家の中を案内して頂いた。(紹介して頂いた方の声が聴き取りにくく、奥さまかお嬢様かはっきりしなかった。)
「この壁を作る時、三玲は職人さんに藁の混ぜ方を一生懸命説明していました。」
言葉少なではあったが、三玲氏のこだわりぶりを聞かせて頂いた。
瑞峯院。拝観料は400円。受付にはこの本が置いてあった。
重森三玲―永遠のモダンを求めつづけたアヴァンギャルド (シリーズ京の庭の巨匠たち)
- 作者: 溝縁ひろし
- 出版社/メーカー: 京都通信社
- 発売日: 2007/09
- メディア: 単行本
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大徳寺の塀。