慌ただしい日が続く。前回の奈良へ行った翌日、8月23日は住宅の打ち合わせで名古屋。8月29日は京都にある村野藤吾、戦前の作品であるN邸(別名比燕荘)を見学する機会を与えられた。翌30日は和歌山。9月1日から学校が始まる。そして、昨日9月6日は再び名古屋へ。という訳で、今日は8月29日に行った京都比燕荘のレポート。




戦争中の木造建物規制が施行される直前の豪邸。これが1%の村野かと思うほど、いたるところに村野藤吾風が見られる建物だった。ディテールは・・・







床下換気口にもこんなディテールが・・・・



内装は上野リチ氏との協働とのこと。案内していただいた施主のお孫さんからリチ氏デザインの絨毯などを見せて頂いた。





この照明器具はどうやらリチ氏のデザインのように思えるが・・・




細い組子。




お孫さんの説明によると、この椅子に座ったとき庭が一番美しく見える高さに窓を設けたとのこと。





茶室。






坪庭



敷石