卒制の講評会やら展示、シンポジウムと立て続けにイベントがあり、バタバタした日が続いていたがやっと2日続けての休日ということで大阪の「明日の建築展」へ。

TOTOギャラリー間にて2011年11月に開催された「311失われた街」展にて出品された14の被災地域を1/500の白い模型で再現した復元展示。美しい精巧な白模型とすることで、一瞬にして失われた日常風景が見るものの記憶の風景と重なり合う。模型はすべて学生のボランティアによって製作された。

すべてを白にした模型を見て思わず息を呑んだ。5年後、10年後、さらにその先にこの模型はもっと大きな価値を生み出すような気がする。
梅田で模型を観た後、中之島グランキューブ大阪のシンポジウムへ。こちらは・・・・・・
他人のことを言えた義理でもないかもしれないが、運営がひどすぎる。特に最後のディスカッションは年長さんと年少さんに別れて行われたが、年長さんがちゃんとデータを用意して説明しているのに対して、年少さんは何の準備もせず口だけで説明しようとする。理解に苦しむ。重要なテーマだっただけにもう少し真剣に取り組んで欲しかった。