本日の「計画」の授業。初心に帰って「ル・コルビジェ」。
建築をやり始めた頃、最初に好きになったのがコルビジェだった。
内心、これなら自分にも出来ると思った。しかし、やってみるとうまくいかない。
ここで、うまくいってたら、今の自分はいないのかもしれない。
だんだんはまっていく。
自分のことはさておき、コルビジェ
ビデオ。
冒頭は、今年、森美術館で行われた「ル・コルビュジエ展」の様子から。(行きたかった!!!)
その後、案内役の安藤忠雄若い女性の漫画家がコルビジェの建物を実際に訪ねていく。
安藤さん。若い娘と一緒でなんとなく嬉しそう。日曜美術館の山根アナのときとはちょっと様子が違う。
最初の建物は地元、スイス、ラ・ショードォ・フォンのファレ邸。設計。17歳のシャルル・エドォアード・ジャンヌレーグリ。本名。
(「ル・コルビジェの建築-その形態分析」ジェフリー・ベイカー著 中田節子訳  鹿島出版会」の本によると、このようにカタカナがふってある。)
実際の設計(業界用語で言う実施設計)・監理は地元の建築家。

Le Corbusier - An Analysis of Form

Le Corbusier - An Analysis of Form

その他、サヴォア邸、ロンシャンの教会、それからジャンヌレ邸も紹介されてた思う。(その時ちょうど他のこと考えてたので見てなかった。)
メインはマルセイユのユニテ・ダビタシオン。いまで言えば、メゾネットタイプのマンション。勿論、全てが完璧というわけではないが、理論派、コルビジェの真骨頂。
最後は、終の棲家となった「カップ・マルタンの休暇小屋」
44分。チャイムと同時に終わった。
Le Corbusier in Detail

Le Corbusier in Detail

「住宅は住むための機械」→住宅建築で大事なことは、装飾ではなく、機能であるということか。
私見02。住宅設計で大事なこと。
・プラン。平屋以外であれば、断面計画も重要。平面も断面も一緒に考える。2階建てであれば、1階も2階も、断面も一緒に考える。断面も平面のように考える(立面は後でも良い。)
断面において、1階はルーム1、2階はルーム2。
セクション(断面)1→平面で言えばレベル1
セクション2→レベル2
・・・・・・
・プランが良ければ、外観はついてくる。
・縦をどうつなげるかが問題。
・外からどう見えるかではなく、中から何が見えるかということの方が重要。(住宅の場合)。
・100%完璧な設計などありえない。割り切る部分が多ければ多いほど、活かす部分が活かされる。