昨日に引き続き、フィッシャー邸。

フィッシャー夫妻とカーンが契約を結んだのが1960年8月。
2つのキューブが45度に配置された最終案が出されたのが63年に入ってから。
それまでに8つの案が出されたということ。
うちでもそれ位は考えるが2年半はかからないと言うか、かけられない。
話は戻るが、60年代に入って、カーンの作品には斜めの壁が登場し始める。

ソーク研究所



バングラデシュ首都大学、議事堂




インド経営大学



カーンの言葉
「普通は全て正方形で解決できる。
だが、正方形を使うと、4面のうち2面が向く方向は適切にならない。
斜めにすると意外な形態をつくりだすことにはなるが、答えを見出せる。
この幾何学(正方形)を乗り越えることができる。
建物の方位は、建築家が人々に授け、厳しく吟味されなければならない。」
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肝に銘じます・・・・





斜めの壁といえばアアルトのノイエ・ヴァール・アパートメント。






もう一度観たい映画。