昨日は現場の定例会議。
鉄骨建方も来週に迫り、打ち合わせも長引きだした。
朝の10時から始めて、休憩無しで終わったのが午後3時30分。5時間30分ぶっ続けは辛いが、誰も文句も言わず真剣。
改めて力を合わせて造っているという実感が湧いてくる。
明日は名古屋で打ち合わせ。早く帰って図面を、と気持ちはあせるが、こんなに盛り上がってるのに腰を折るわけにはいかない。
結局、その日は夜の1時まで図面を描くはめに。




京都13:02発の「のぞみ」に乗る。名古屋到着は13:39。所要時間37分。
日本の鉄道は本当に親切だと思う。
到着する前には音楽を鳴らし親切丁寧に日本語と英語で案内してくれる。
時間も時刻表通り。
どこかの国のように、遅れても謝りもしない。着いてもどこの駅すら言ってくれないというのとは大違い。
聞いた話だがカルフォルニアに新幹線を走らせる計画があるとかないとか。
時間通りに着くんだろうか・・・・




子供の頃、住んでいた京都の北白川から嵐山に行くのにも、どっかで泊まるのかなと思っていたほど、移動するには時間がかかった。
北白川から嵐山までですら、自分にとっては「旅」であった。
ましてや、京都から名古屋なぞは一大旅行であったような気がする。
しかし、37分では単なる「移動」でしかない。
本を読むにも中途半端。駅弁などと言う気分にもなれない。
勿論、仕事で行ってるのだから、自分がビジネスマンであれば夢のような話なのだろうが・・・
もう少しゆっくり帰りたかったので、ためしに近鉄の窓口で聞いてみた。
「京都まで何時間位かかるんですか?」
近鉄の場合、京都に行くには、かなり遠回りしますから、やめといたほうが良いですよ。」
「どれ位かかるんですか?多少だったら構いませんよ。」
「3時間位」
「・・・・・有難うございました。」




名古屋の人に「味噌煮込みうどんおいしいところは?」と聞いたら間髪いれずに「山本屋本店」
さっそく行ってみた。ルーセントタワーにある「山本屋本店」



写真の箸の下に置いてあるのは、洋服に味噌がつかないようにというエプロン。



味噌煮込みうどん屋さんというより小洒落た割烹屋さんの雰囲気。
おいしかった。上品な味噌の味に、生卵をからめると絶品だった。



やっと京都を離れたと言う気分になれた。
37分かけて京都まで帰る。





一つだけ気になるのは、もう一つ「山本屋総本家」というのがあるが、教えてくれた人はどっちのことを言ったのだろう。
今度は「山本屋総本家」に行ってみよう。
寒くなって、こんなものがおいしい季節になってきた。



もう一つ。
名古屋では「赤福餅」が飛ぶように売れていた。