京都国立近代美術館の「ウィリアム・ケントリッジ;歩きながら歴史を考える: そしてドローイングは動き始めた……」へ



美術家  William Kentridge(ウィリアム ケントリッジ)
ヨハネスブルグの大学において政治学を学び、1976年卒業。パリのエコール・ジャック・ルコックにおいて演劇を学ぶ。木炭とパステルを使って描かれたドゥローイングによる、まさに「動く絵」と呼べるような手描きアニメーションの手法を用いて、ホロコーストや彼の出身である南アフリカの抱えるアパルトヘイトの問題といった政治的な重いテーマを扱いながら、詩情あふれる作品を制作。俳優、演出家、著述家といった多彩な分野でも活躍している。国際展:97年ドクメンタ、98年サンパウロビエンナーレ、99年ヴェニスビエンナーレカーネギー・インターナショナル99-00、2000年光州ビエンナーレに参加。






最新作の《俺は俺ではない、あの馬も俺のではない》(2008)








この人に関する本の多いことにはびっくりさせられた。おまけにエスプレッソカップまで売っている・・・
国内初という個展の方は、シルバーウィークというのに鑑賞する人は疎ら。勿論、この展示は人が多すぎれば成り立たないだろう。チケットがあったので向かいの京都市美術館の「ルーヴル美術館展」も覗いたがこちらは芋の子を洗うようだった。「日本人は・・・」という言い方は嫌いだが、このときばかりは「日本人は・・・」と思ってしまった。ルーブル展については次回。