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新聞を見て目を疑った。

中国,民主化要求阻止狙う
艾氏拘束　活動家ら30人以上不明

早速ネットで調べてみる。

（ＣＮＮ）　中国政府を批判していた著名芸術家の艾未未（アイ・ウェイウェイ）氏が拘束された問題で、同国外務省は７日、経済犯罪で同氏を取り調べていることを明らかにした。
外務省の報道官は定例会見で「人権や表現の自由とは関係ない」と述べ、記者団が経済犯罪について詳しい説明を求めると、質疑応答を打ち切った。他国は中国の法律を尊重すべきだとも付け加えた。中国政府が艾氏の拘束を正式に認めたのは初めて。
同氏の母親は、息子がかけられた罪は馬鹿げていると言い切り、「経済犯罪だというのなら、なぜあれほど大勢の警察官が必要だったのか」「なぜスタジオを家宅捜索し、関係者を厳重に監視しているのか」と問いかけた。
弁護士も「なぜ拘束されたのかいまだに分からない」「経済犯罪には複数の種類があるが、艾氏がどの罪に問われているのか不明だ」と話している。家族が北京の治安当局を訪れたが、情報は得られなかったという。
艾氏は３日、香港に向かう途中で拘束されたとミニブログの「ツイッター」で伝えた後、行方が分からなくなっていた。６日の中国共産党の機関紙は海外での報道を引用して初めて同氏の拘束を伝え、「（同氏は）中国の法律の越えてはならない一線に近付いていた。歩みを続ける限り、その一線に触れることは避けられないだろう」との論説を掲載していた。
艾氏は国際的に名高い芸術家で、中国政府に対する批判でも知られる。２００８年北京五輪のスタジアム設計にも携わったが、後に中国政府が五輪を宣伝のために利用しているとして、大会のボイコットを呼びかけた。さらに、中国政府が反体制派を黙らせようとしているとの批判も展開していた。

The New York TimesのArt & Designでも来月予定されているPulitzer Fountainでのプロジェクトに関連して同氏のニュースがいくつか掲載されている
その他にも
http://www.epochtimes.jp/jp/2011/04/html/d54371.html
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0408&f=national_0408_327.shtml

などなど・・・・
艾未未（アイ・ウェイウェイ）といえば北京五輪の"鳥の巣"の芸術顧問に携わり世界的に注目を集めた人だがそれより前にも現代アートだけでなく「オルドス100」などの建築の分野でも注目されていた人。最近ではテート・モダンのターバイン・ホールを陶磁器の名産地景徳鎮の300人以上の職人がひとつひとつ手作りした数百万個にのぼる磁器製「ひまわりの種」で敷き詰めた「Sunflower Seeds」で世界中の注目を集めた。自国の国家的大事業に関わった人間を拘束するような神経も信じがたいが、一日も早く開放して欲しいし、中国も世界の声に対して真摯に耳を傾けて欲しい。

AI WEIWEI―ACCORDING TO WHAT?