高山寺(こうざんじ)は、京都市右京区梅ヶ畑栂尾(とがのお)町にある寺院。栂尾は京都市街北西の山中に位置する。高山寺山号を栂尾山と称し、宗派は真言宗系の単立である。創建は奈良時代と伝えるが、実質的な開基(創立者)は、鎌倉時代明恵である。「鳥獣人物戯画」をはじめ、絵画、典籍、文書など、多くの文化財を伝える寺院として知られる。境内が国の史跡に指定されており、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。
高山寺のある栂尾は、紅葉の名所として知られる高雄山神護寺からさらに奥に入った山中に位置し、古代より山岳修行の適地として、小寺院が営まれていたようである。今の高山寺の地には、奈良時代から「度賀尾寺」「都賀尾坊」などと称される寺院があり、宝亀5年(774年)、光仁天皇の勅願で建立されたとの伝えもあるが、当時の実態は明らかでない。平安時代には、近隣の神護寺の別院とされ、神護寺十無尽院(じゅうむじんいん)と称されていた。これは、神護寺本寺から離れた、隠棲修行の場所であったらしい。

担当してるゼミの学生が自分が行った京都の社寺のリーフレットを見せてくれた。俺より行ってる・・・・
触発されて栂尾高山寺へ。京都福王寺から国道162号線、所謂周山街道を栂尾へ。本当は夕方の高山寺と思っていたが、天気予報で昼から雲行きが怪しいということで、朝から出発。久々にカブリオレの幌を全開にして久々の休日気分。目的の高山寺へ到着。駐車場は無料。駐車場から裏参道を抜けて高山寺へ。



とりあえず一番てっぺんの金堂へ。まるでトップライトの光を浴びているよう。






蔀戸





次はいよいよ国宝石水院へ。最初に目に入ったのが「撮影はご遠慮ください」の看板・・・・・・
気を撮り直し、600円納めて中へ。景色を切り取るとはこういうことを言うのか。日本人の透明感。













十分堪能して次は遺香庵。


木村清兵衛、小川治兵衛(植治)の作品とあっては是非中も見せていただきたいところだが立ち入り禁止。垣根越しに撮影。




十分堪能して帰路へ。ここまで来たのだからついでにもう一ヶ所くらい回って行くかとということで久々の龍安寺へ。レポートは次回。今回使用したレンズはSMC PENTAX-M(28mm/F2.8)とPENTAX SMC 50mm 1:1.4。単焦点レンズのみで撮影してみた。もう少し天気がよければと悔やまれる。





新版 古寺巡礼京都〈32〉高山寺

新版 古寺巡礼京都〈32〉高山寺