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墓参を兼ねて金沢へ。
墓参りの後でおなかがすいたので近江町市場へ。
お昼は回転寿司に決定。値段は国道沿いのSローなんかと比べると大分割高かなと思うがそれだけの値打ちは充分ある。店の前では約1時間待ちのお客さん。
市場の入口には村野藤吾設計の北國銀行武蔵ヶ辻支店が。1931年完成というから1929年に渡辺節事務所から独立してすぐの作品ということだが事務所時代の綿業会館やダイビルと通じるものを感じる。というか独立後すぐにこんなプロジェクトを任せてもらえる村野さんの力量に改めて感心する。
北国銀行は1月19日、村野藤吾氏が設計して1931年に完成した同行武蔵ヶ辻支店の社屋を移設して使い続けると発表した。同支店社屋は、金沢市が進める武蔵ヶ辻地区の再開発事業で、地下道の建設や国道の拡幅をする際の支障になっていた。解体されることを危ぐした日本建築学会は93年7月、同支店社屋を保存するよう金沢市長らに要望書を提出していた。
移設する社屋は、前面に3連アーチ状の窓を持つ3階建ての建物。58年まで北国銀行の本店社屋だった。同社は解体せずに移動する「曳き屋」と呼ぶ工法を利用して、建物を約15m移設。併せて免震工事も実施する。2007年1月の着工を目指している。
2006年1月27日
- 作者: 村野藤吾研究会
- 出版社/メーカー: TOTO出版
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