引き続きレンゾ・ピアノ
パリにもどってポンピドゥ・センター。完成は1977年。正式の名称は国立ジョルジュ・ポンピドゥ芸術文化センター。施設には国立近代美術館(MNAM)だけでなく、産業創造センター(CCI)、公立図書館(BPI)、音響研究所(IRCAM)といった諸部門の機能が集約されている。敷地所在地はパリのボーブール地区。この地区、もともとは隣接する商圏の駐車場として用いられていた地味なエリアだったということ。
1971年に実施された国際コンペには44カ国681名の応募があったとのこと。審査員は、ジャン・プルーヴェ、フィリップ・ジョンソンオスカー・ニーマイヤー。最終決定を下したのは、ジョルジュ・ポンピドォー。
選ばれたのはレンゾ・ピアノ、ジャンフランコ・フランキー、リチャード・ロジャース、そしてあのピーターライスの共同プロジェクト。全員が30代という若さであった。(ジャンフランコ・フランキーという人はもう一つ判らない)




屋上から見た広場。シエナのカンポ広場のように傾斜がついている。


ストラヴィンスキー広場。ジャン・ティンゲリーニキ・ド・サンファルの作品。


裏側も結構魅力的。


屋上から見たパリの景色。


鉄砲エスカレーター?


屋上のレストランで写真を撮ってたらガードマンに叱られた。