レンゾ・ピアノ

前回のチバウ文化センターの際に書き忘れていたが、レンゾ・ピアノがビデオの中で語っていた言葉が興味深い。 自然の真似などしてはいけません。試したところで勝敗は明らかです。自然に太刀打ちなど出来ません。我々が出来ることは自然が成してきた過程をも…

現在でも仏領のニューカレドニアは、フランスの政治的な問題に深く関わっています。フィジーやバヌアツなどの周辺の島嶼国家が次々に独立する中、この島はニッケル生産量世界3位という戦略的な要地であるため、未だにフランス統治下に置かれています。 ジャ…

この建築は彫刻家ブランクシーの美術館。向かいに建つのがポンピドー文化芸術センターで、同じ設計者、レンゾ・ピアノによるもの。以前からここにはブランクシーのアトリエがあり、ブランクシーの死後にパリに寄贈されていた。長い間、閉鎖されていたが、199…

出し惜しみする訳ではないがポンピドォー・センターの残りの写真。 2009年、フランス北東部の都市メス(Metz)に分館として開館予定のポンピドゥー・センター・メスのポスター。設計は、坂茂とフランス人建築家Jean de Gastinesのグループ。中国の上海、盧湾…

引き続きレンゾ・ピアノ。 パリにもどってポンピドゥ・センター。完成は1977年。正式の名称は国立ジョルジュ・ポンピドゥ芸術文化センター。施設には国立近代美術館(MNAM)だけでなく、産業創造センター(CCI)、公立図書館(BPI)、音響研究所(IRCAM)といった諸部…

引き続きレンゾ・ピアノの話題。氏の設計によるシカゴの"Art Institute of Chicago"(シカゴ美術館と訳しているものも多いが美術研究所と訳すべきか?教育センターも併設)の記事がBuilding Designに掲載されています。 写真はflickrより転載。この5月16日にオ…

今日の日曜美術館再放送は「戦争と芸術 クレー 失われた絵」前回、見逃していたので1週間遅れの再放送は有難かった。 1879年、スイスの首都・ベルン近郊のミュンヘンブーフゼーに生まれた。父は音楽教師、母も音楽学校で声楽を学ぶという音楽一家であった。…

独立したての頃、北陸の地方都市でポケットパークの設計をしたことがあった。土木も絡む仕事で、はっきり言って多少不安ではあったが、仕事が無かったこともあり「何でもやります」と引き受けた。日本海の海岸沿いにポケットパークを4ヵ所作るという仕事だっ…

今回の旅行の収穫の一つは、レンゾ・ピアノの作品に触れたことだった。 parco della Musica Auditorium Wikiより引用。 1937年、ジェノヴァの建築家の家に生まれる。1964年、ミラノ工科大学卒業。フランコ・アルビーニの下で働いた後、1965年、スタジオ・ピ…