20世紀の建築をル・コルビュジェとは無関係に理解することは不可能である。

ル・コルビュジエ―理念と形態」



あいにくの雨だった。








到着するといきなり現れたのが管理人棟。おもわず笑ってしまった。



まずはフィリップ・ジョンソンの教え通り、遠くから歩いて建物に近づく。ポツンと建っていた・・・・




今日もし誰かが初めてこの建物を訪れるとすると、彼が目にするのは丁寧に修復された歴史的モニュメントである。この住宅はモノクロームではなく、ピューリズム絵画のように彩色されている。ピロティとメインのボックス部分に塗られた白が、1階部分のグリーン、そして頂部の曲面のピンクやブルーと対比され際立っている。アプローチ正面のファサードは中央部の曲面がそのまま地面につながり、両側の後退した壁面がピロティによるパースペクティブをつくることによって正面性を強調している。

ル・コルビュジエ―理念と形態」より引用



ル・コルビュジエ―理念と形態

ル・コルビュジエ―理念と形態