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故あって大阪へ。用事が済んだ後大阪の街を車でブラブラと・・・
南船場のオーガニックビル前で。竣工後20年近くもたつがテラコッタと植物の外観は未だ現役。南船場をおしゃれな街に変えた名建築。
1848年創業の昆布屋「小倉屋山本」の本社ビル。3代目社長の妹が作家山崎豊子さんで、小倉屋山本は小説「暖簾(のれん)」の舞台にもなった。 名物の塩昆布を売る本店は別にある。ここでは何も売っていない。9階建て、通りに面した西と北の壁に設けられた132個のポットに、モミジ、ソテツ、ヒイラギ、サクラなど数十種類の植物が植えられている。水や肥料は日に1度の自動供給。デザインを担当したのは、ニューヨーク在住のイタリア人建築家ガエターノ・ペッシェ氏。ポットも単一の形ではなく、植物も世界中から集めた。
この後思い立って光の教会へ・・・
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チケットがあったので金沢21世紀美術館へ。
こちらで時間をとりすぎて鈴木大拙館(設計:谷口吉生/谷口建築設計研究所)は閉館後となり外部から見るだけに。中は次回に繰越。
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墓参を兼ねて金沢へ。
墓参りの後でおなかがすいたので近江町市場へ。
お昼は回転寿司に決定。値段は国道沿いのSローなんかと比べると大分割高かなと思うがそれだけの値打ちは充分ある。店の前では約1時間待ちのお客さん。
市場の入口には村野藤吾設計の北國銀行武蔵ヶ辻支店が。1931年完成というから1929年に渡辺節事務所から独立してすぐの作品ということだが事務所時代の綿業会館やダイビルと通じるものを感じる。というか独立後すぐにこんなプロジェクトを任せてもらえる村野さんの力量に改めて感心する。
北国銀行は1月19日、村野藤吾氏が設計して1931年に完成した同行武蔵ヶ辻支店の社屋を移設して使い続けると発表した。同支店社屋は、金沢市が進める武蔵ヶ辻地区の再開発事業で、地下道の建設や国道の拡幅をする際の支障になっていた。解体されることを危ぐした日本建築学会は93年7月、同支店社屋を保存するよう金沢市長らに要望書を提出していた。
移設する社屋は、前面に3連アーチ状の窓を持つ3階建ての建物。58年まで北国銀行の本店社屋だった。同社は解体せずに移動する「曳き屋」と呼ぶ工法を利用して、建物を約15m移設。併せて免震工事も実施する。2007年1月の着工を目指している。
2006年1月27日
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学生を連れて大徳寺へ。
基本的に公開していない寺。中には約200ほどの塔頭(「たっちゅう」と読む)があるという。そのうち公開されているのは4つだけだが、今回は学生の勉強のためということで普段見ることのできない「方丈」や「三門 (金毛閣)」内部を特別に拝観させて頂いた。
僧侶から直接禅宗の修行や食事の作法などについて説明を受け、ほんの少しだけ禅宗というものについて理解できたような気がした。ちなみに館長おすすめの大徳寺本は
街道をゆく 34 大徳寺散歩、中津・宇佐のみち (朝日文庫)
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塔についてふれる。禅のほうでは、その思想から塔はさほどに重視されず、どの大寺にも、五重塔や多宝塔などはない。ところが”塔”ということばは、禅宗では多用される。臨済宗の各大本山のなかにある子院は”塔頭”と呼ばれるのである。
塔もないのに塔頭というのもおかしいが、この場合の”塔”とは墓碑のことである(卵塔・五輪塔などを思えばよい)。高僧や施主の墓(塔)のほとりに庵をたて、亡き師に対し、生けるがごとくに仕えたことから、塔頭ということばができた。
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シンドラーのリスト(1993年)
レ・ミゼラブル(1998年)
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (1999年)
ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年)
バットマン ビギンズ(2005年)
96時間(2008年)
レクイエム Five Minutes of Heaven (2009年) 日本劇場未公開
CHLOE/クロエ (2009年)
タイタンの戦い(2010年)
特攻野郎Aチーム (2010年)
スリーデイズ (2010年)
アンノウン(2011年)
THE GREY 凍える太陽 (2012年)
タイタンの逆襲(2012年)
バトルシップ(2012年)
エトセトラ・エトセトラ・・・・
で共通の俳優と言えばリーアム・ニーソン。1981年に初出演以来、48作品に出演。
最初にこの人を知った映画は「シンドラーのリスト」。当時41才。今年、60才になるがシンドラー当時と殆ど変わらない容姿には驚いてしまう。
「黄色い星の子供たち」というビデオを観たら急に観たくなってT屋でレンタル。
もともと戦争モノの映画は余り好きではないのだが、なぜかナチスの映画はかなり観ている。シンドラーのストーリーは
1939年9月、ドイツ軍によりポーランドが占領され、ポーランドの都市クラクフもドイツ軍の占領下に置かれた。ユダヤ人を激しく蔑視するナチス党独裁下のドイツ軍はクラクフ在住のユダヤ人に移住を強制し、彼らをクラクフ・ゲットーの中へ追放していた。
そんな中、ナチス党の党員でもあるドイツ人実業家オスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)が、クラクフの町へやってきた。彼は戦争を利用してひと儲けすることを目論み、潰れた工場を買い取って琺瑯容器工場の経営を始めた。
有能なユダヤ人会計士イザック・シュターン(ベン・キングスレー)に工場の経営を任せ、安価な労働力としてゲットーのユダヤ人を雇い入れ、また持ち前の社交性でSSの将校に取り入って自らの事業を拡大させていった。
しかしやがて残虐なSS将校アーモン・ゲート少尉(レイフ・ファインズ)がクラクフ・プワシュフ強制収容所の所長としてクラクフに赴任してきた。ゲートとその部下のSS隊員達は、ゲットーや収容所においてユダヤ人を次々と殺戮していく。シュターン初め、シンドラーの工場で働くユダヤ人たちにも危機が迫る中、金儲けにしか関心がなかったシンドラーの心境に変化が生じていく。そして彼はあるリストの作成を決意する・・・。
監督はスティーヴン・スピルバーグ。アメリカ映画のため音声はドイツ語でなく英語。
監督候補にはビリー・ワイルダー、マーティン・スコセッシ、ロマン・ポランスキーなどが挙がっていた。結局ユニバーサル側が提示した「『ジュラシック・パーク』の監督もやる」条件を受け入れスピルバーグが監督となった。1982年に原作の映画化権を手に入れたスピルバーグは、その後10年近く構想を練り企画を温めた後、この映画の制作に着手したという。スティーヴン・スピルバーグ自身もユダヤ系アメリカ人である
原作は『シンドラーズ・リスト 1200人のユダヤ人を救ったドイツ人』(トマス・キニーリー 著)
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でっ、「黄色い星の子供たち」の方だが、フランスでもこんなことがあったのは知らなかった。
ナチス・ドイツの占領下にあったヴィシー政権時代のフランスを描くフランスの映画。
1942年7月16日、ナチス占領下のフランスでユダヤ人約1万3000人が味方であるはずのフランス警察に検挙されドイツの強制収容所に送られたヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件(ヴェル・ディヴ事件)(en:Vel' d'Hiv Roundup)。わずかに生き残った400人の証言を元に当時を再現。
この事件に対してフランス政府は1995年まで「ヴィシー政権はフランスではない」として一切責任を認めようとしていなかった。
主演は メラニー・ロラン、脇はジャン・レノ(クレジットではジャン・レノは2番目)、ガッド・エルマレ。ジャン・レノの迫害されるユダヤ人医師はどう考えてもミスキャスト。カッド・エルマレという俳優さんが良かった。監督はローズ・ボシュという人。ただ映画としては・・・・
ボシュ監督の夫の家族はユダヤ人であり、劇中のウェイスマン一家の近所に居住していた。また自らの父もフランシスコ・フランコに拘束された経験を持つ。そのためボシュはヴェル・ディブ事件を描くこと決意、当時を知るジョセフ・ワイスマン、アネット・モノーに出会い証言を元に台本を書いた。
主演にコメディアンのガッド・エルマレを抜擢。しかし完全に畑違いのドラマチックな作品に一度は躊躇うものの台本を読み作品の奥深さに感動、出演を了承した。
赤十字社で働く諸国民の中の正義の人であったアネット・モノー役にはユダヤ系女優のメラニー・ロランを抜擢した。
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