美術館

故あって、滋賀県立美術館の 「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展」見てきました。ヴォーリズについては以前教会の設計をした時、結構調べたのですが、正直あまり残っていませんでした。 展示会では、直筆の図面や、滋賀県、京都、軽井沢などの写真が展示され…

以前行ったMihoMuseum(ご存知、神慈秀明会)の写真が出てきた。丹下健三と並ぶアジア2大巨匠の一人。I.M.ペイ。あのルーブル、ガラスのピラミッドの設計者。 桃源郷(ユートピア)がコンセプト。 入母屋。これが今でも好きになれない。気使いすぎ。 キャノピ…

本日はネタも無いし、故あって余り時間をかけられない。 以前、行った金沢21世紀美術館の写真 玄関の庇のディテール。最初にこれを見てテンションが下がってしまった。しかし、納得できる部分も多かった。やはり、SANAAはディテールにこだわるべきではないの…

京都の岡崎界隈 京都会館の向かいにある細身美術館。個人コレクターの私立美術館。設計は大江匡(おおえ ただす)。琳派や伊藤若冲のコレクション。現在は、琳派展X「神坂雪佳-京琳派ルネサンス」。若冲も雪佳も近美でやっていた。若冲といえばF.Lライト。 …

先日行った近美(京都国立近代美術館 設計:槙文彦)のカルロ・ザウリ展 南東疎水よりの近美 近美,カフェのテラス カルロ・ザウリの現場:カルロ・ザウリ−イタリア現代陶芸の巨匠 図録より転載。日本経済新聞社様。もし不都合がありましたら、直ちに削除いたし…

丸亀が中途半端だったので、しめくくり。要するに、この美術館は猪熊弦一郎画伯(クリエーター?)のコンセプトを谷口吉生が忠実に表現し丸亀市がそのコンセプトを引き継いだ、の一言に尽きる。この猪熊弦一郎現代美術館は高校生以下は無料である。国立の美…

構造設計は巨匠木村俊彦先生。先生、かのル・コルビジェ事務所にちょこっと在籍され、帰国後、京都会館、熊本県立美術館などを手がけられた前川國男先生の事務所を経て独立。木村先生の手がけられた建築。身近なところでは、京都駅(原 広司)、梅田スカイビル…

いよいよメインデッシュの丸亀猪熊弦一郎現代美術館だ。せとうち美術館がスターターという訳ではないが、先ず、空間の魅力という点では丸亀に到底敵わない。 次に客が少ない。今回も少なかったが、前回行った時も少なかった。何故?美術館は作品を鑑賞すると…

谷口吉生ツアー、東山魁夷せとうち美術館の続き 公園部分よりのアプローチ。立ち木の間に美術館が現れる。 旅行が終わった後で、新建築の2006年1月号を引っ張り出して、谷口氏のコメント改めてを読んでみると、この外壁のスレートは東山画伯の好みだったとの…

今、教えている建築学校の研修バス旅行で香川県に行って来た。目的は、谷口吉生の香川県立東山魁夷せとうち美術館丸亀市猪熊弦一郎現代美術館。 谷口吉生という人を初めて知ったのは「葛西臨海水族園」だった。正直、余り好きではなかった。しかし、その後の…