輪違屋(わちがいや)とは、現在も営業されている京都の花街、嶋原の置屋兼お茶屋である。 創業は元禄元年(1688年)、置屋として始まる。置屋として創業当時の名は「養花楼」。お茶屋兼業は明治5年(1872年)より。現在の建物は安政4年(1857年)に再建され…

島原「誠の湯」煙突

あまり天気が良いので京都散歩。JRで丹波口下車。島原界隈を散策。大門の反対側の中央市場側から入るとまず眼に入るのが島原住吉神社。 お次は角屋。 角屋は、島原開設当初から連綿と建物、家督を維持し続け、江戸時代の饗宴・もてなしの文化の場である揚屋…

さる御公家侍に仕えておりました初代三嶌兼吉は、その妻“てい”と共に長崎で牛鍋を学び、明治六年京に戻り、現在の地、寺町三条で「三嶋亭」を創業いたしました。それ以来、130余年その味を守り続け、明治、大正、昭和、平成、現在に至り、五代目となります。…

ゆりかごをテーマにしたコンペの最優秀作品。学生がポートフォリオ用に撮影していた横で撮らせてもらった。建築科の学生と伝統工芸の木工の学生のコラボレーション。Nさんゴメン。素晴らしいのでUPさせてもらいます。

おばん菜の「だる満」。京都会館の向かい。

総本家河道屋。 いつ頃からかこの界隈で商いをさせていただいているか、店のほうに享保八年(一七二三年)の時の町内の書き付けが残っております。その時から勘定いたしますと、だいたい三百年弱というところになりますでしょうか。その頃は蕎麦屋ではなく餅菓…

京都姉小路通にある彩雲堂。 日本画専門絵具の製造発売元。江戸末期に「伊勢屋」から分家したらしい。 「彩雲」は李白の詩からとったもので、時々刻々変わる早朝の雲の色を表す。絵具屋さんらしい名である。 店名の命名者でもある富岡鉄斎の筆。

もう一つ映画の話題。日本名は「バーバー」(床屋)。原題は「The Man Who Wasn't There」監督、脚本はあののコーエン兄弟。 コーエン兄弟制作映画では、伝統的に監督としてジョエル、製作としてイーサンがそれぞれ別個にクレジットされてきた(実際はどちら…

久々に映画の話、というより久々に紹介したい映画の話。 体の中で動かせるのは左目の瞼のみ。自殺することさえできない。想像しただけで気の遠くなるような話だが、映画は淡々と元ELLE誌の編集長、ジャン=ドミニク・ボビーの左目を通して語られていく。 主…

前回の佐川美術館のあとに行ったミホ・ミュージアム。予定の時間より1時間程遅れて到着。受付でチケットを購入し、ご自慢の橋を渡って本館へ。 見学の予約をしていたので学芸員の方に説明をして頂く。 「この展示室には西側に大きな窓があります。ペイさんが…

学生の要望で滋賀県の佐川美術館とミホ・ミュージアムへ。(先週の土曜日のこと) この時期の国道161号線は渋滞するというので早めに出発したつもりだったがそれでも巻き込まれ11時前に佐川美術館へ到着。企画展は「アルプスの画家 セガンティーニ −光と山−…

美術館の帰りに思いついて京都会館を見ておこうと向う。 もう解体? 京都市は23日、京都会館(左京区)の再整備基本計画を策定した。5月に示した第1ホールの建て替えと増築の2案を検討した結果、建築費用が安く、舞台機能面で優れている建て替え案を採…

近美のモホイ・ナジ展 構成主義の美術家・写真家、バウハウスの教師として知られるモホイ=ナジは、20世紀前半の前衛芸術運動に参加して「光と運動による造形」という創作理念を確立し、ハンガリーからウィーンへ、そしてドイツ、オランダ、イギリスを経てア…

1928ビル(いちきゅうにーはちビル)は、京都市中京区にあるアール・デコ風、鉄筋コンクリート構造3階建ての建造物。1928年竣工。設計は武田五一、施工は大林組。京都市登録有形文化財第2号(1983年6月1日登録)。武田による代表的な建築設計作品のひとつと…

聖徳太子が幼い頃、淡路島の岩屋に小さな唐櫃が流れ着き、太子が蓋を開けると中から黄金でできた一寸八分の如意輪観音の像が出てきました。そこで太子は、自分の持仏として大切にしました。そのころ太子は物部守屋と争っていたので、如意輪観音に勝利を祈り…

「濃い」 正直言ってこの人の作品にはあまり興味がなかった。 どの作品を見てもそれほど衝撃を受けることもなかったし、知っていたのも原爆堂計画、本店も含めた親和銀行の幾つかの店舗、虚白庵(自邸)、そして一番著名度の高い渋谷区立松濤美術館くらいし…

毎年恒例となった祇園祭へのお付き合い。写真は新町界隈。

土日の休日を返上して作品集のための写真撮影に立会い。 つくるんだったらもっと早く言って欲しかった。

前を通ったので撮影。遠藤秀平さん設計のO-RUSHショールーム。

京都府亀岡市の行者山(431m)の麓にある龍潭寺は、1400年代に妙心寺四派の祖雪江宗深禅師が開創した大梅寺を始まりとすると伝えられている。1489年火災で焼失したが、1497年細川政元の支援を得て、雪江禅師の弟子特芳禅傑禅師によって再興…

「龍安寺の石庭」として知られる枯山水の方丈石庭で有名な龍安寺は、禅宗が盛んだった室町幕府の管領、守護大名で、応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が宝徳2年(1450年)に創建した禅寺である。衣笠山山麓に位置する龍安寺の所在地は、藤原北家の流れを…

高山寺(こうざんじ)は、京都市右京区梅ヶ畑栂尾(とがのお)町にある寺院。栂尾は京都市街北西の山中に位置する。高山寺は山号を栂尾山と称し、宗派は真言宗系の単立である。創建は奈良時代と伝えるが、実質的な開基(創立者)は、鎌倉時代の明恵である。…

仕事の帰りに立ち寄ったガレリアかめおか。池原義郎設計の200億円かけてつくった亀岡市ご自慢の施設。道の駅にもなっている。この時人はひとりだけ・・・ smc PENTAX-M 1:2 50mm

伝統的建造物群保存地区であり、ひがし茶屋街の名称で知られる。 南北約130m、東西約180m、約1.8haで、保存地区内の建築物140のうち約3分の2が伝統的建造物であり、茶屋町創設時から明治初期に建築された茶屋様式の町家が多く残る。 天正8年(1580年)、佐久…

イェッペ・ハイン展のチケットを頂いたので墓参りも兼ねて金沢21世紀美術館へ。京都から休憩も入れて約4時間。到着後、先ずは寺町にあるお寺へ直行し先祖の墓参りを済ませる。日帰りということもあり早速美術館へ。以前、妹島さんがプリツカー賞受賞の記念講…

ヤフオクでレンズを入手。早速試し撮り。まずはsmc PENTAX-M 1:2 50mm。単焦点のレンズが欲しかった・・・ 次はSIGMA 28-80mm F3.5-5.6 MACRO。何の特徴の無いレンズだが80mm側でマクロに変身。 最後にこれまで使用してきたDA18-55mmF3.5-5.6AL WR。他と比較…

先日読んだ西澤さんの本に度々登場した渉成園、別名枳殻邸。ここならそんなに混んでいないだろうということで訪ねてみた。東本願寺ということなのでよく間違えられるが、この渉成園は烏丸通りの反対側。正面通りを東に入ったところにある。500円以上の協力寄…

姉妹校のの伝統工芸校が清水寺で作品展を行っているというので美術館のあとに清水寺へ向かう。どうせ混んでいるだろうということでバスで移動。清水道にて下車。それから約600mの坂を登って清水寺ということになるのだが、混んでいるのは道路や駐車場だけで…